りか室より

FROM RIKASHITSU

2022/04/25

男もすなる……女もすなる……?

以前、こちらの記事でもお伝えしましたが、今年度もネイルごっこは人気です。
入園したばかりの年少さんなのに右手の爪を左手で器用にはみださずに塗っているスペシャリストもいてびっくりです。

そんなある日、女の子が一人季節先取りのミニツリーを作っていると、とそこへ毛糸のポンポンの仕上げをしようと同じクラスの男の子がやってきました。
男の子が何気なく毛糸を巻きながら女の子が慎重に小さな星のパーツを飾りつけているのを眺めていました。
すると女の子が顔をあげて、
『ポンポン作ってるんだ』
『そう。○○ちゃんは何作ってるの?』
『クリスマスツリーだよ。きれいでしょ?』
『ほんとだ!すごいね。飾ったらいいと思うよ。』
と、褒め上手な男の子。

ツリーの飾りつけが終わってひと息ついた女の子。
『あ!乾かしてる間に爪、塗ろう!』
『えっ!爪って塗れるの?』
『うん。○○くんも塗ってみれば?』
『ええっ、だって僕、男だよ』
『大丈夫だよ。今はね、男の子でもネイルとかしていい
良い時代になったんだから。』
何とも素敵なアドバイス。声高にジェンダーを叫ばなくても
こんなにさらっと誰でもを、同じテーブルに乗せてくれる豊かな心に私は感心しながら
“そうだね。やりたい人がやりたい事を出来るのは素敵な事だね。”と声をかけました。
暖かい空気の中、女の子が
『塗ってあげよっか?』

『うん。』
男の子は素直に手を出し、ネイリストさんに塗ってもらいました。
『すごいね。光ってるよ。ありがとう。』
自分でも塗ってみたくなり、
『今度は僕もやてみていい?』
『じゃあ私の爪塗ってくれる?』

その日は、2人で楽しく過ごしていました。
翌日も男の子は一人で爪を塗りに。
どうやら、おしゃれになりたい女の子達とは興味が違い、色の反射
する感じが楽しかったようで、何度も角度を変えて爪の輝きを眺めていました。
人それぞれ楽しみ方はいろいろです。



2022/07/01

なりきり遊び、~のつもり遊び

子ども達の想像力には度々驚かされたり感心したり…の日々ですが、あの自由で豊かな発想は幼子だからこそと思われます。


2022/04/25

それぞれのデビュー